文学部生・したろうのなかみ

頭の中だけはここで整理整頓

僕らは「死にやしない」

去年の年末頃から、よくラップを聴くようになりました

 

 

きっかけは「KOHH」というラッパーとの出会いです

 

 

matome.naver.jp

 

 

 

この人のラップの特徴を一言で表すと「ガチ」です

 

 

 

キレイゴトを全て削り落として、本音だけで言葉を紡ぎだしている

 

 

そんな印象を彼のラップから抱きます

 

 

 

彼の楽曲「Living Legend」から歌詞を一部抜粋してみます

 

 

www.youtube.com

 

 

I wanna be a living legend 生きているうちに 死ぬ前にはrich / 死んでる人より 生きてる方がいい / 生きてる伝説 死んだら意味ない

 

 

 

 

 

とにかく「生」に執着する彼の姿勢が剥き出しになった数々の表現

 

 

 

「現世利益」という一貫した主張でひたすら韻を踏み続けるスタイル

 

 

 

それまで僕が好んで聴いていたラップは、どちらかといえば「上手い」ラップでした

 

 

つまり、「どれだけ言葉巧みに韻を踏めるか」を基準にして聴く/聴かないを判断していました

 

 

 

そんな僕にとって、KOHHのラップは衝撃的で、かつ刺激的でもあったんです

 

 

 

 

生きてる伝説 死んだら意味ない」ってよく言いきるな〜と思いますけど笑

 

 

 

そんな彼のラップの中で、特に印象に残っている表現がこちらです

 

 

 

死にやしない」の歌詞より一部抜粋(動画ありませんでした、、、、)

 

 

諦めたら生きてるうちに死ぬ / 死ぬまで生きれば絶対死にやしない / 生きながら死んでるのが本当の死体

 

 

 

死ぬまで生きれば絶対死にやしない」ってすごい独特な表現ですよね

 

 

 

彼は「生」と「死」に対して、自分なりの明確な定義付けをしています

 

 

 

恐らく、彼にとっての「生」と「死」は

 

 

生=とにかく邁進し続け、その結果他者に影響を与えること

 

 

死=道半ばで諦めて、妥協してしまうこと

 

 

なのかなと思います

 

 

 

彼が「生きること」に自分なりの哲学を持ち、そしてそれに拘っていることがここからも伝わってきます

 

 

 

 

皆さんは「人間は2度死ぬ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか

 

 

 

1度目は、僕らが普段使用している意味での「死」です

 

 

 

この死が「物理的な死」だとしたら、2度目の死は「精神的な死」です

 

 

つまり

 

死んだ人のことを周囲の人が忘れてしまった瞬間、その人は2度目の死を迎える

 

ということです

 

 

 

 

KOHHは「死にやしない」の中で、「ジョン・レノン」や「尾崎豊」といった、人々に多大な影響を与えたアーティストの名前を挙げています

 

 

 

彼らは既に死んでいますが、未だに人々に影響を与え続けている存在です

 

 

 

 

つまり、肉体は滅びましたが、ジョンレノンや尾崎豊は、今でも人々の心の中で生き続けている、ということです

 

 

 

(曲中でKOHHは「身体よりも心の寿命は長い」とも言っています)

 

 

 

 

人は2度死ぬ」という言葉を彼は

 

 

死ぬまで生きれば絶対死にやしない」と表現したんだと思います

 

 

 

 

 

この世に存在するうちにどれだけ他者に影響を与えられたかが、第2の人生の寿命を決める

 

ということでしょうか

 

 

ゴッホとかはどうなんだって話ですが、、、)

 

 

 

うーん、果たして僕は第2の人生を何年生きられるのか、、、、笑

 

 

 

まぁ、「良い影響」を与えたいですよね

 

(何をもって「良い」とするのかも非常にムズカシイですが、、、)

 

 

 

 

大学生活も折り返しですし、自分の選択肢をどんどん絞っていく段階にきていると感じています

 

 

 

 

とりあえず

 

「何をしたら自分は1番他人に良い影響を与えられるのか」

 

 

これを軸にして今後の進路を取捨選択していこうかと思います

 

 

とりあえずは

 

 

 

因みにKOHHは

 

 

とりあえず もっと増やしたい 銀行口座の0」らしいです笑

 

 

 

 

是非KOHHをチェキラー