文学部生・したろうのなかみ

頭の中だけはここで整理整頓

ベーシックインカムで「一億人総扶助」?

「寒い」と言って「それな」と答えてくれる人のいる温かさ。

 

 

 

 

 

 

・・・サムイ(ダブルミーニング)。

 

 

 

 

 

この時期になると、「夏の暑さと冬の寒さだったらどっちがマシ?」って話をちょくちょく周りの人とするけど、僕は断然ナツです。

 

 

 

 

なんといっても朝がね〜〜〜。冬は辛いですぅ、、、。

 

 

 

起きる→オフトゥンあったか→出る→「シャムッ!」→オフトゥン。

 

 

 

どうしてもこの無限ループに陥ってしまいます。

 

 

 

 

夏はむしろ朝に関してはありがたい。

 

 

 

起きる→「アチィイイ」→「寝汗〜」→シャワー。

 

 

この黄金サイクルが成立するから。

 

 

 

 

あとは、暑いのは我慢が効くけど、寒いのはどうしても限界がありますね。

 

 

小学校のとき、冬場も制服の短パンで過ごしていたのが本当に信じられない。

 

 

あれは自分の身体の限界を知らない子供だからこそなせる技(?)だなぁと思います。

 

 

どんだけ走り回ってヘトヘトになっても、一晩寝たらまた遊びまくってましたし。

 

 

大学生なって、「身体の限界」を意識するようになってから、あまりムリしないようになりましたね。

 

今高校の部活に戻ったら,割と本当に身体のどこかが爆発する気がします(笑)。

 

 

これが「大人になった」ということなんでしょうか(遠い目)

 

 

 

逆に言えば、幼児化、つまり無理矢理にでも「ガキンチョ」モードに気持ちをもっていったら、ある程度のムリはできそうだなぁとも思えますけど。

 

まぁ「ある程度のムリ」が「生理的にムリ」なので、しませんけど(笑)。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

今日は、ちょっと面白いアイデアを知ったので、それについて書こうかなーと思います。

 

 

 

ベーシックインカム

 

 

 

 

ご存知でしょうか。恥ずかしながら、僕は名前自体はチラッと聞いた覚えがある程度で、どういったものなのか知りませんでした。

 

 

 

 

記事をいろいろ読みましたが、どうやら2010年頃から話題に上がり始めたようです。

 

 

 

以下、はてなキーワードより引用。

 

ベーシック・インカムとは、一定額の所得を、すべての人々に個人ベースで無条件に――資力調査も就労条件も課さずに――交付しようという構想である。

これは最低限所得保障の一種であるが、これまでの所得保障とは三つの点で大きく異なる。

  1. 世帯というよりむしろ個人に対して支払われる。
  2. ほかにどのような所得があるかということとは無関係に支払われる。
  3. これまで就いてきた仕事のパフォーマンスや、職業安定所などで提示される仕事への諾否とは無関係に支払われる。

 

 

要するに

「働いている/働いていないに関わらず、無条件で全国民に対して一定額の給付金を与える制度」ということです!

 

Basic Income」の頭文字をとって「BI」と表記されることが多いです。(なんでこれ以降BIとします)

 

このBI導入の目的は何か。

 

簡潔に言うと、「不安定社会における国民の安定」のためです。

 

 

就職できるかどうか分からない。或はいつ仕事を失うか分からない。そんな不安定な時代に突入しています。

 

 

勿論、この状況を打破するための政策を政府が打ち出す必要は言うまでもありません。

 

 

しかし、「未来への取り組み」と同時に、「現実の対応」も並行して行われるべきでしょう。

 

 

 

今、この瞬間にも、職がなく困っている人々がいるのですから、彼らを等閑視して未来にばかり目を向けるのは筋違いというわけです。

 

 

全ての国民が生活するための基礎金(=BI)が問題解決の一助となるということです。

 

 

BIはよく「生活保護」と混同されるようです。「政府が国民にお金を与える」という大枠は同じですしね。

 

 

生活保護」と違う点は、BIは所得の多寡を一切考慮しないという点です。

 

 

 

生活保護」はある一定の所得ラインに満たない所得の人に対して適用される制度です。

 

 

対して、BIはそもそもそのラインを設定せず、裕福な方にも、貧しい方にも同じ額の給付金を与える制度です。

 

 

 

ではその財源はどうするか。

 

 

所得税」です。

 

 

所得税生活保護同様、ある一定の所得ラインに基づきます。払うべき人とそうでない人の線引きをするのです。

 

 

また日本の場合「累進課税制度」をとっているので、所得の多いひとほど、より多額の所得税を支払う義務があります。

 

 

 

 

そういえば先日、巨人の杉内投手の契約更改がありましたね。

 

 

 

「自己申告で4億5千万減の5千万でサイン」という見出し、何を言っているのかサッパリでした(笑)。

 

 

 

「税金支払えるのかよ〜」って、率直に思いましたが、まぁそれまでの実績を踏まえると、ある程度蓄えがあるのでしょう。

 

 

 

 

今はまだペーペーの学生ですが、社会人に近づけば近づく程、ウン千万、ウン億といった話がはびこる世界がいかにワンダーワールドなのか分かりますね(笑)。

 

 

 

 

閑話休題。(←最近これ使っとけばいいと思っています 笑)

 

 

こうした所得税をBIの財源にするわけです。

 

 

仮にBIを8万円として、それを「一億総活躍」と称された国民1人1人に与えるわけですから、単純計算しても8兆円。はいエグい。

 

 

この財源となりうるために、所得税は必然的にアップします。

 

 

 

 

 

BIのメリットとしては、「低所得者層の労働意欲増進」だと考えられています。

 

 

 

生活保護」の場合、働いても生活扶助以下程度しか稼げないと、これ以上働いても無駄だと感じ、労働を放棄して生活保護を受けようとする方が増えます。

 

 

 

そうすると生活扶助額とそれに伴う社会的損失は大きくなります。

 

 

対して、BIを導入すると、ベースがあるわけですから、そこから少し働けばまず「貧困」状態からは抜け出せます。

 

 

 

ただそれだけだと、月末に親へ支援金を請う大学生のようなカツカツ状態にもなりかねません。(誰のことでしょうか、、、)

 

 

 

 

なので、「余剰」を少しでも生み出そうと、働くわけですね。この論理をもって低所得者はより働くようになるだとか。

 

 

 

 

 

僕はこのBI制度から「もうバリバリ働かなくてええんやで」っていうメッセージが感じられるので、少しこのメリットは違和感を覚えるのですが(笑)。

 

 

 

まぁ僕みたいにそんなに働かなくなる人が増えるかは分かりませんが、恐らく多くの人々の「労働」に対する価値観を揺らす制度となりうるんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

「自分で自分を養わなければならない!」「働いて、自立しなければならない!」っていう労働における「べき論」とはまた違う視点を僕たちに与えうる制度、それが

 

 

 

Basic Income”なのではないでしょうか。(改行と””に意味ないです)

 

 

 

ねむーい、ねよ。

 

 

 

さいならっきょ。